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	<title>短編 - LOOP</title>
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		<title>[2014X&#039;mas]White X&#039;mas[よろず屋★DEVIL]より</title>

		<description>X'masという事でちろちろと書いてみました…</description>
		<content:encoded>
			<![CDATA[ <span style="color:#66FF33;">X'masという事でちろちろと書いてみました。毎度の事ながら駄文です。</span>


<span style="font-weight:bold;">White X'mas</span>



12/23……。

街は色とりどりのイルミネーションが輝き、中央の広場には巨大なクリスマスツリー。サンタの格好をしたケーキ屋の店員が駅前でビラを配る中を、スタスタと歩く人物がいた。
黒いスーツに、イルミネーションの僅かな光を受け、キラキラひかる金髪は、右側をスーツと同じ、黒いリボンで留めている。
透けるような白肌に、サファイアを思わせる青い瞳。
言わずもがな、よろず屋従業員の一人、レスカである。

｢全く……人が多いな。歩いているだけで酔いそうだ…｣

幾分くたびれた様子のレスカ。それもそのはず、よろず屋の仕事と姉のBarの手伝いの梯子をこなし、ようやく帰宅の途に着けたのだ。

｢早く帰って、眠りた……ん？｣

欠伸を噛み殺しながら、辺りを見渡したレスカの目に、ある広告が止まった。

｢……？クリスマスケーキコンテスト？優勝商品は…………パーティー一式？………一式ってなんだ？｣

人の波を外れ、広告によく目を通すと、どうやらエントリーすれば誰でも参加出来るらしいが、優勝商品についての詳しい記載はなかった。
しばらく、広告と睨めっこしているレスカに、サンタの格好をした店員と思しき人物が声を掛けてきた。

｢いらっしゃいませ～！！ケーキはいかがですか？………って、レスカじゃない！！｣
｢！？……葵じゃないか。そんな格好で何をしているのだ？｣
｢何って……ケーキ屋さんのアルバイトだよ｣

店員の正体は、レスカのクラスメートの葵だった。だぼだぼなサンタの衣装に身を包み、手には一口サイズの試食用のケーキを持っている。

｢こんな時間まで大変だな｣
｢まあね。今が掻き入れ時だからね。当日なんて殆ど半額だからね。今のうちにバシバシ売らないと！｣
｢ふーん｣
｢レスカ！ケーキはいかがですか？｣

試食する？と差し出された小さなケーキを受け取り、レスカは無造作に口に放り込む。口に広がる洋菓子特有の濃厚な甘さに、レスカは少し顔をしかめながら飲み込んだ。そして、葵にあの広告の事を聞いてみた。

｢葵、あの広告は？｣
｢広告？……ああ、あれね。毎年恒例の『クリスマスケーキコンテスト』でぇす！！｣
｢毎年？…え？毎年！？｣
｢……なんで二回聞いたの？まあいいけどさ。知らない？｣
｢ああ……初耳だ｣

この街に来てかなり経つはずだが、そんな行事があったとは。基、レスカ自身、あまり菓子に興味がない…というのもある。だが、

｢うちのオーナーは何も言っていなかったが｣
｢琥珀姉？毎年参加してるよ？知らなかったの？｣
｢は？毎年参加してる？それこそ初耳だぞ！？｣
｢マジで。ああでも、レスカってお菓子あんまり好きじゃないから、敢えて言わなかったんじゃない？
｢……そうか。道理で毎年、すごい量のケーキが冷蔵庫にある訳だ｣

毎年、様々なケーキが(多分失敗作)冷蔵庫を埋め尽くしていたが、そういう理由ならば納得行く。

｢え？なになに？レスカも参加したいの？｣
｢え？いや、そういうわけでは…｣
｢してよ！しようよ！てかしろ！！｣
｢……何気に命令したな｣
｢だって、レスカってこういうイベント出たことないじゃない！？｣
｢ま、まあ…｣
｢琥珀姉も喜ぶと思うけどなあ｣
｢…………｣

今までを思い返してみると、確かにイベントには参加した事はない。ロザリア辺りは面白がって参加しているようだが(賑やかなのが好きだから)、これまでそういうモノとは無縁で生きてきた自分には、未知の世界だ。しかし、やってみる事でわかる楽しさややり甲斐もあるはず。

(今年はこれで仕事納めだしな。たまには参加してみるか？)

そう考えたレスカは、葵が差し出した参加用紙に名前を書く。
一体どんなコンテストなのか。少しワクワクした。

(ｸｽ………変わったな。私も…)

らしくないと心の中で笑いながら、いくらか人が少なくなった広場を横切り、帰途に着いた。

……コンテスト当日。

｢まさか、レスカが参加したいって言ってくるなんて、驚きました！｣
｢ん？…好奇心というか、心変わりというか。まあ、よろしく頼む｣
｢はい！頑張りましょうね！｣

会場に着き、用意を進める二人。あの後、琥珀に参加を伝えると、かなり驚かれたが、凄く喜んでくれた。それに加え、最近、殺伐とした依頼が多かったせいもあり、琥珀は俄然張り切っていた。

｢参加は私たちだけか？｣
｢いえ、ロザリアと柚希ちゃんと………ユリアも来ます｣
｢……ユリア、か。大丈夫なのか？あいつの事だ、私たちの目を盗んで殺人兵器を作り出すぞ｣
｢は、はい。今まで内緒にしていたんですけど、葵が話しちゃったみたいで。私も参加する！って聞かなくて｣

ユリアの料理は壊滅的。それはよろず屋の常識だ。彼女の作り出す『兵器』は下手な毒より強力で、しかもそれは、本来ならば無害なものから作られるため、ある意味、すごい才能だ。
そんな彼女が参加するのだ。しかも、なぜだか知らないが、自分の料理に絶対の自身を持っている。
おそらく今回も、琥珀の言うことは聞かないだろう。

｢なんだか不安になってきました…｣
｢おいおい。始まる前から不吉な事を言うな。ロザリアと柚希もいるんだ、何とかなるさ｣
｢………はい；；｣

レスカは見るからに落ち込み始めた琥珀を慰めながら、準備を進めた。



…………―
………―


暫くして、ロザリア、柚希とユリアが到着した。三人はレスカがいる事に些か驚いたようだ。

｢なんや、どういう風の吹き回しなん？｣
｢珍しいよね。レスカがこういう場にいるの｣
｢レスカってお料理出来たっけ？｣
｢ん？それなりに出来るぞ？バーに手伝いに行った時なんか、つまみとか作っているし…｣
｢えぇ！？バーってマリアさんとこのだよね？あそこのガーリックトースト美味しいんだよね！もしかして？｣
｢多分、私のレシピだな。それを姉さんが作ってるんだろう｣

レスカの意外な特技を聞き、驚きと感心の一同。

｢もしかしたら優勝出来るかも！ね！琥珀さん！！｣
｢はい！そうですね！でも問題が……｣
｢？………あ！そういえばユリアがおるやん！なんでおるんや！？｣

ロザリアはユリアが来るとは思っていなかったらしく、驚きの声を上げた。

｢ええ？なんで驚いてるのよ！こういう事に私は付き物でしょ！？｣
｢付き物ねぇ………どっちかゆうたら憑き物やんな…｣
｢？なんか言った？ロザリア？｣
｢べつにー｣
｢ふーん。ま、私が居れば百人力だよ？大船に乗ったつもりで任せてよ！｣
｢………泥船の間違いやろ……｣
｢言ってやるな、ロザリア｣
｢そこまで言っちゃ可哀相だよ；｣
｢え？なになに？なんの話？｣
｢｢｢｢なんでもない(です)｣｣｣｣
｢そう？さ、頑張って優勝ねらうぞ！！オー！！｣
｢｢｢｢…オー………｣｣｣｣


張り切るユリアに不安を抱えつつ、いよいよコンテストが始まった。


コンテストは………散々だった。


｢ちょ、ユリア！！なんで唐辛子いれるの！？｣
｢だって！辛いほうが美味しいじゃない！！｣
｢………ユリア、何を作っているか分かるか？｣
｢え？ケーキでしょ？昨日雑誌で見たの！！赤いケーキ！！｣
｢それ、多分唐辛子じゃなくてトマトです…｣

見よう見真似でアレンジをしようとするユリアに、ほとほと手を焼く一同。もう優勝はおろか、入賞するかすら怪しくなってきた。

｢やっぱりこういうのはインパクトが大事よ！これもいれちゃおう！！｣
｢あ、おい！それは……｣
｢あーあ、やりおった…｣


入れたのは大量の……

おろしニンニク……


｢ああ……もう……；；｣
｢もうダメです……諦めましょう…；｣
｢え！なんで！？わからないじゃない？もしかしたらすっごく美味しいかも！！｣
｢んなら、ユリア全部食べぇな…｣
｢ええー？なんで私が？皆が食べてよ。きっと美味しいよ！｣
｢………作り直すか。まだ時間はある…｣
｢そうだね。ユリアには悪いけど、あんなの出せないよ｣

ユリア達のやり取りを聞いていた、レスカと柚希は作り直すため、別のテーブルへと移動した。



………………―
……………―
…………―


｢はい！では審査に入ります！皆さん、出来上がりましたケーキをこちらにお持ちください！｣

司会者の声に、参加者が自作のケーキを、審査員のテーブルに置く。そんな中、琥珀たちは異様な物体と化したモノを持っていこうとするユリアを、必死で止めていた。

｢ダメです！｣
｢なんで！？美味しいのに！｣
｢なら自分で食べてから持っていけや！｣
｢なんで私が？みんなが食べてよ～！！｣
｢｢いや(や)(です)！！｣｣

｢いいもん！ならあの人達に食べてもらうから！！｣

ユリアは不機嫌そうに膨れると、ケーキを持ち審査員のほうへ走って行った。

｢ああ…行っちゃいました…｣
｢はあ………ウチもう知らんわ…｣

琥珀とロザリアは絶望やら諦めやらで脱力し、ユリアの背中を見送った。



…………………―
……………―
…………―


｢さて！お次の方、どうぞ！！｣
｢はあい！！｣

意気揚々とケーキを手に審査員の前に立つのは、殺人コックユリア。少し後ろで琥珀とロザリアが俯き加減で立っている。ふと、ロザリアが辺りを見回し、琥珀につぶやく。

｢なあ、レスカと柚希は？｣
｢さあ？そういえばいませんね。…見捨てられちゃったかもしれないです｣
｢まあ、こんな状態じゃあなぁ｣

琥珀とロザリアはお互いにため息を付くと、再び俯いた。

｢え、と、これは？｣
｢ケーキです！美味しいですよ！！｣
｢へ、へぇ……ずいぶんと赤いけど何が入ってるのかな？｣
｢ふふ……食べてみてからのお楽しみです！｣
｢そうか………じゃあ…｣

と、審査員がケーキに手を付けようとしたその時、

｢｢ちょっと待った！｣｣
｢｢！！｣｣

突然声が上がった。
会場の人達が一斉に声のしたほうを見ると、そこにいたのは、白い布が掛けられたものを手に立つレスカと柚希だった。

｢それは失敗作で、こっちがよろず屋のケーキです｣

柚希がそう言うと、レスカは手に持ったケーキを審査員の前に置いた。一瞬呆気に取られたユリアだが、すぐに言い返した。

｢ちょ、失敗作って何よ！絶対美味しいんだから！！｣
｢味見はしたか？ユリア。こんな所で人死にを出す訳にはいかない｣
｢ユリア、アレンジはちゃんとレシピ通りに作れるようにならないとダメだって教えたでしょ？｣
｢うぐっ……；｣

ユリアはぐっと詰まるとおとなしくなり、作ったケーキを持ち後ろに下がって行った。

｢じゃあ、こっちのケーキを審査すればいいんだね。さっそく戴いてみようか｣

審査員がそう言うと、柚希がケーキに掛かった白い布をとる。

｢｢｢｢わああ！！｣｣｣｣

会場が感嘆の声を上げた。そこには、まるで一流パティシエが作ったようなケーキがあった。

｢ガトーショコラです。飾りはシンプルに粉砂糖のみにしました。男性でも食べれるように、甘さは少し控えめにしてあります｣

柚希は切り分けながら説明する。
審査員は目の前に置かれたケーキを暫く観察していたが、一人、また一人とケーキを口に運んだ。

｢う、美味い！！｣
｢こんなケーキ初めて！！｣
｢少し洋酒が入ってるね。チョコレートと合わさってとても上品な味だ｣
｢粉砂糖のモミの木とサンタの絵もかわいいね。洋酒が入っていなければ子供も喜びそう｣
｢パーティーにもいいけど、大切な人と二人でお祝いするときもいいわね。盛り上がるわよ！！｣

次々上げられる称賛の声に、レスカと柚希は小さくガッツポーズをした。



………………―
……………―
…………―


｢さあ、結果発表です！！優勝商品は、クリスマスのパーティー料理やジャズの生演奏付きの高級ホテルの会場です！！では、審査員長の町内会会長、お願いします！！｣

司会者がそう言うと、白髪の小柄なおじさんがあらわれた。司会者からマイクを受け取ると、一つ咳ばらいをした。

｢え～、皆さん、お疲れ様でした。皆さんの作品はそれぞれとても素晴らしく、審査員もかなり悩みました。さて、厳正なる審査の結果、優勝者は……｣


ゴクリ…


と皆が息をのんだ。



｢優勝者はよろず屋さんの『ガトーショコラ』です！！おめでとう！！｣
｢ゆ、優勝……か？｣
｢やった！！やりましたよ！！｣
｢よしゃ！！一時はどうなることかと思っとったけど…｣
｢ふふふ…良かったですね。琥珀さん｣
｢はい！これも二人のおかげですっ！ありがとうございます！！｣
｢やれやれだな……おい、ユリア。優勝だぞ｣

先程から大人しいユリアに向くと、口をへの字に曲げ俯いていた。

｢………うん…｣
｢なんやなんや。なあに拗ねとんのや｣
｢ユリアも頑張りましたよ？元気出してください｣

ロザリアと琥珀が慰めると、ユリアが泣きそうな顔をしながら呟いた。

｢だって……私、また皆の足引っ張っちゃって……｣

ゴメンなさい。と頭を下げたユリアに柚希は優しく微笑む。

｢ユリアが一生懸命なのは皆分かってるから。だから謝らなくていいの。ね？｣
｢柚……ん、ありがと｣

ユリアに笑顔が戻る。そんなユリアにレスカが前に出るように促す。ユリアは最初は渋っていたが、皆に急かされ前に出た。


｢｢｢｢わああ！！｣｣｣｣

パチパチパチ………


割れるような拍手と、賛辞の声に照れ臭そうに笑うユリアに、琥珀たちはにこやかに笑っていた。


………………―
……………―
…………―


X'mas当日、高級ホテルの広場によろず屋一同がいた。従業員の関係者をすべて招待して、かなりの人数になったが、綺麗に飾られた大きなツリーを囲み、美味しい料理とお酒、耳に心地好いジャズ……そして、レスカと柚希が作ったケーキ。
よろず屋一同は夢のような賑やかで楽しいX'masを送ったのだった。
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		</content:encoded>
		<dc:subject>-</dc:subject>
		
		<dc:date>2015-05-31T12:00:59+09:00</dc:date>
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		<dc:publisher>WOX</dc:publisher>
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		<title>②</title>

		<description>―ミィの場合―




ここは夢幻界……。…</description>
		<content:encoded>
			<![CDATA[ <span style="font-weight:bold;">―ミィの場合―
</span>



ここは夢幻界……。
門番であるミィは悩んでいた。

｢……どうしようかな…｣
｢さっきからブツブツどうしたの？｣
｢い？あ、いや……ははは…；｣

どうやら先程までの呟きは、相棒であるティナに全て聞かれていたようで、不審な顔を向けられ苦笑いを返す。

｢珍しいわね。キャンディーも舐めずに考え事なんて。そんなに重大な事？｣
｢え；………うん……まあ｣
｢へぇ………｣

微笑しつつ、深くは聞いてこないティナに、ミィは胸を撫で下ろす。たぶん、ティナは気づいてはいるのだろう。人間界は今、バレンタインというお祭りに向けて騒いでいる。門番であり、この場所から動けないミィが何故知っているのかと言うと、数日前、かぐやから聞いたからだった。




｢ねぇ、かぐや｣
｢はい？なんですか？｣
｢す、好きな人に思いを伝える方法、教えて｣
｢好きな……人？｣

突然の申し出に目を丸くするかぐやに、ミィは真っ赤になりながら俯いた。

｢そうですね…告白すればいいんじゃないでしょうか｣
｢どうやって？｣
｢あ、と。あ！バレンタインの日に、チョコレートをあげてその時に、告白するとか｣
｢バレンタイン？チョコレート？｣

聞き慣れない単語。キャンディーはよく知っているが、それ以外のお菓子はほとんど知らないミィ。バレンタインはおろか、チョコレートすらどんなものか分からない。うーんと首を捻るミィに、かぐやは説明した。

｢バレンタインというのはお祭りの事なんですよ。2/14に、好きな人にお菓子とかをプレゼントして、想いを伝える日なんです｣
｢へぇ！じゃあチョコレートって？｣
｢カカオという豆から出来る、黒っぽくて固くて……えーと…すごく甘いお菓子なんです。キャンディーが好きなミィさんなら、きっと気に入りますよ｣
｢ふむふむ……ブライアスって、チョコレート好きかな？｣
｢え？ブライアスさん？……どうでしょうか。苦手な男性も居ますからね｣


今思えば、ブライアスが好きだとかぐやに教えてしまっているのだが、バレンタインとチョコレートで頭が一杯のミィはそれどころではなかった。

｢チョコレートかあ……｣

ミィが何気なく口にすると、ティナは妖しげに笑う。

｢チョコレートがどうかしたの？｣
｢へ！？いやいや！なんでもないよ？ないです、はい！！｣
｢あらそう。後二日しかないわよ？どうする気？｣
｢どうするって……って、何言ってんのよ！｣

思わず声をあげるミィに、ティナはクスクスと笑う。

｢そんなに好きなら好きって言っちゃえばいいのに。変な所で意地を張るんだから…｣
｢っ！！す、すすすす好きって！？だ、誰の事よ！いい加減にしないと怒るわよ！｣
｢はいはい、ごめんなさいね｣
｢～～/////ティ～ナ～！！｣

真っ赤になって反論するミィをさらりとかわし、黒いトレンチコートを靡かせ、見回りに出かけた。一方のミィは全く…とブツブツ言いながら、再びバレンタインへと思考を切り替えた。



2/14…バレンタイン当日、ミィはブライアスを呼び出した。結局、チョコレートは用意出来なかった。夢幻界の守人である限り、この場から離れることは出来ないし、かといってかぐややティナには頼めないし何よりも、自分は食べた事がないため不安。と言う訳でたどり着いた結論が、キャンディーだった。キャンディーなら自分でいつも持っているし、味もよく知っている。ブライアスが甘い物が大丈夫なのかどうかは謎だが。

｢喜んでくれるかな……ブライアス……｣
｢喜ぶって、何を？｣
｢！！｣

ミィの小さな呟きに、聞き慣れた愛しい彼の声。ミィは驚いて飛び上がり、バッと振り向くと、にこにこしたブライアスがいた。顔を真っ赤にして口をパクパクさせているミィをブライアスは優しく抱きしめる。大好きな彼の匂いに、ミィはウットリと目を閉じる。
しばらく抱き合ってから、ミィはキャンディーをブライアスに差し出した。



｢ブライアス、Happy valentine！！大好き！！｣



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		</content:encoded>
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		<dc:date>2015-05-31T11:57:38+09:00</dc:date>
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		<dc:publisher>WOX</dc:publisher>
	</item>
	<item rdf:about="https://meguru.web.wox.cc/novel12/entry39.html">
		<link>https://meguru.web.wox.cc/novel12/entry39.html</link>
		
				
		<title>Saint Valentine&#039;s Day（シリーズ）</title>

		<description>―雪菜の場合―





寒さも本格的に…</description>
		<content:encoded>
			<![CDATA[ <span style="font-weight:bold;">―雪菜の場合―

</span>



寒さも本格的になり、マフラーや手袋が手放せない今日この頃、雪菜は一人商店街を歩いていた。

｢う～…どうしよう；｣

先程から同じ言葉を呟いている雪菜。実は大好きな蓮汰にあげるプレゼントで悩んでいるのだ。
手作りチョコレートにしようかなと思ったが、よくよく考えてみれば、自分は料理が苦手。毎年大惨事になり、母親に手伝ってもらっている始末。ならば買えばいいと思うのだが、雪菜はどうしても手作りをあげたかった。

｢どうしよう…あと少しなのに……｣

親友の柚希に頼もうと思ったが、チョコひとつにわざわざ隣町から来てもらうのは申し訳なさ過ぎる。それに今、両親は夫婦水入らずで旅行中。よって母親にも頼る事は出来ない。

｢はあ～…｣

雪菜が一際大きなため息を付くと、

｢あんまりため息ばっかり吐いてたら、幸せが逃げるよ｣

ふいに後ろから声がした。驚いて振り向くと、

｢あ、ゆ、柚希！｣

助けて欲しいと思っていた人物、柚希がいた。

｢あ、どうしてここに？｣
｢うん、用事があって。でも折角近くまで来たから、雪菜に会いに行こうかなって｣

これ、お土産のケーキ！と包みを差出し笑う柚希に、雪菜は思わず抱き着く。

｢ど、どうしたの？｣
｢お願い柚希！！手作りチョコの作り方教えて！｣
｢チョコ？｣

キョトンとしている柚希に、雪菜は半ベソをかきながら縋り付いた。




｢じゃあ、まずチョコレートを溶かそう！｣
｢はい！先生！｣

所変わって、ここは雪菜の家。事情を聞いた柚希は快く引き受け、手作りチョコを指南する事になった。と、言ってもあまり難しいのはハードルが高いので、一番簡単なハート型チョコを作る事にした。

｢チョコはそのまま火にかけちゃダメだよ。湯煎って知ってる？｣
｢ううん｣
｢それじゃ、お手本見せるね｣

柚希は深めの鍋にお湯を沸かし、ブロックチョコを細かく刻みボールに入れる。それを沸いた鍋の上に乗せ、ゴムべラで丁寧に混ぜながら溶かしていく。雪菜は柚希の手元を真剣に見つめる。

｢それで、この溶けたチョコを型に流し込むよ。熱いから火傷しないようにね！｣
溶けたチョコをゆっくりと型に流し入れる。そして、へらで平らにならし、粗熱を取ってから、冷蔵庫に入れる。

｢後は固まるのを待つだけ。簡単でしょ？｣
｢うん、私に出来そう！｣
｢良かった！あ、チョコを溶かす時、お湯が入らないように、後、冷蔵庫に入れるときは必ず少し冷めてからね。これさえ気をつければ失敗しないよ｣
｢分かった！あ、アレンジとかは？どうしたらいいかな…｣
｢うーん。アーモンドスライスが一番オススメかな。パリパリしてて美味しいし。もし、入れるときはチョコを流し込む前に型に入れておくといいよ｣
｢うん、分かったよ。やってみる！！｣
｢頑張ってね！あ、ケーキ食べようよ！｣
｢そうだね！私お茶煎れるね！｣

そのあとは、ケーキを食べながらおしゃべりをし、夕闇が迫る頃、柚希は帰っていった。




2/14…ついにこの日が来た。雪菜が抱えている、綺麗にラッピングされた箱には、柚希に教わり何度も練習した手作りチョコ。はたして蓮汰は喜んでくれるのだろうか………。不安と期待を抱えつつ待ち合わせの場所に向かう。
駅前に着き、辺りを見回すと…………いた。端正な顔立ちに柔らかい栗色の少し癖のある髪。……やっぱり蓮汰は王子様だと雪菜は思った。胸に抱えた箱をぎゅっと抱きしめ、愛しい彼の元へ向かう。


｢蓮ちゃん！Happy Valentine！！｣



END ]]>
		</content:encoded>
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		<link>https://meguru.web.wox.cc/novel12/entry38.html</link>
		
				
		<title>一万打記念小説[よろず屋★DEVIL]より</title>

		<description>一万打記念に書いてみました。登場人物は…</description>
		<content:encoded>
			<![CDATA[ <span style="color:#66FF33;">一万打記念に書いてみました。登場人物はよろず屋三人組でお送りします。では、どうぞ～！</span>


<span style="font-weight:bold;">一万打記念小説</span>



琥珀『…！！あれ！？もう始まってるんですか？』

ロザリア『んっぐぐっ！！』

レスカ『……口一杯に頬張るからだろう……ほら』

ロザリア『ｸﾞﾋﾞｸﾞﾋﾞ…ぷはあ！！助かったで…って、何憐れん顔で見とんのや！』

レスカ『…いや、アホだなと思ってな』

ロザリア『なんやとぉ！？やんのかコラ！！』

レスカ『ふん…来るなら受けて立つぞ』

琥珀『…ち、ちょっと二人ともっ！いい加減にしてください！今回は普通の回じゃないんですよ！』

ロザリア『あん？なんかあったっけ？』

レスカ『…はあ。本当にアホだな。このサイトが一万打を迎えたんだろう。事前に話が来たじゃないか』

ロザリア『アホアホうっさいわ！！ハゲッ！！…はあ？一万打？なんでや？こないだ引っ越ししたばかりやん』

琥珀『管理人曰く、仕切り直すのが嫌になったみたいで。踏打数を引っ越し前のサイトのものを引き継いだみたいです』

レスカ『……なんだか最近、｢嫌になった｣が多いな』

ロザリア『管理人やもん、しゃあないやん』

琥珀『そうですね。管理人ですもの！！』

レスカ『………それで済ますお前たちもどうかと思うが……；』

ロザリア『そんな事ゆうても仕方あらへんやんけ。そうなんやから』

レスカ『；；；』


―――‐
―‐

琥珀『さて…どうしましょうか…』

レスカ『おい！何も考えていないのか？！』

ロザリア『ん～。とりあえず、景気付けに一発『やらせませんよ(やらせんぞ)』…ちぇっ…』

レスカ『ちぇっじゃないだろう…』

琥珀『このままでは事務所大破しちゃいますっ！！え～と、え～と…』

ロザリア『…なあ。この際やし、メンバーについての話とかせぇへん？』

琥珀『は！！そうですね！何気に影の薄い人とか設定がうやむやな人とか多いですし！！』

レスカ『………琥珀、サラっと毒吐いたな。しかし、その提案はいいんじゃないか』

ロザリア『よっしゃ！さて、一人目の犠牲者は…』

琥珀『ぎ、犠牲者…』

レスカ『……嬉しそうだな…お前』

ロザリア『ダダダダダ…………………………要！！』

琥珀『え？！か、要くんですか？』

レスカ『…この間出番があったじゃないか』

琥珀『そうですよ！すぐに倒れちゃいましたけど…』

ロザリア『チ、チ、チ。分かってへんなあ、お・ふ・た・り・さん！』

レスカ『…それムカつくからやめろ…（怒）』

琥珀『…；；；あの、喧嘩は…』

ロザリア『別にウチは出番がどうのとかゆうてへんよ？』

琥珀『それじゃ一体？』

レスカ『……言ってみろ』

ロザリア『それはな…………ズバリ！地味！！』

琥珀・レスカ『『はあ？』』

ロザリア『はあ？…て。考えてもみぃ。こんだけ個性的な連中のたまり場みたいな事務所で、普通が具現化したような奴やで？』

レスカ『…だったら反対に目立つんじゃないのか？』

ロザリア『あ～も～。これだからマフィア上がりのハゲは。ウチは吸血鬼、琥珀と咲夜は悪魔と人のハーフ、ナタリアは人形、夕梨と美夕は天狐…水樹と桜と葵はシスコン、湊は天然やしユリアは殺人コック。……要は？なんの特徴もあらへんやんけ』

琥珀『……確かに。何もないですね』

レスカ『琥珀…納得するな。どうでもいいが、一部関係ないものが混ざっていなかったか？それと人をハゲ呼ばわりするな』

ロザリア『ハゲなんやから仕方ないやん。だから要ってわけ』

レスカ『いやいや、だからって……普通も立派な個性だろう。要、可哀相に』

琥珀『で、でも、普通が一番難しいって言うそうですから』

ロザリア『…はあ……なんや飽きてきたなあ。そんじゃ、管理人の愚痴でも言うか…』

琥珀・レスカ『『(飽きた？要(くん)て一体)…』』


―――‐
――‐


琥珀『管理人の愚痴ですか？』

レスカ『不満を言うと言うことか…しかし、そんな事を言っていたらキリがないだろう』

琥珀『そうですよ。それに一応、産みの親なんですから。いらない事を言っておへそ曲げられたら、出番減っちゃいますよ。ただでさえ更新止まってるのに(小声)』

ロザリア『……なんや最近、琥珀が黒属性になってきたような気がするねんけど…気のせい？』

レスカ『安心しろロザリア、私も今そう思った』

琥珀『？どうかしましたか？』

レスカ『い、いや』

ロザリア『なんでもないねん！気にせんといて～』

琥珀『？？』

ロザリア『ん～。不満と言えば、ウチらの話が蔑ろになっとるなあ』

琥珀『そうですよね。今回たまたまこうして書いてますけど、こんな機会がなければまだ放置でしょうね、きっと』

レスカ『……私達の話は完結がないからな。他の話を完結させて消化して行きたいのだろう』

ロザリア『なんやと！？じゃあ…』

琥珀『しばらく更新なしって事ですか！？』

レスカ『……よくは知らんがそうじゃないのか？』

ロザリア『……』

琥珀『……』

レスカ『……おい』

ロザリア『…琥珀、今回はええねんな？』

琥珀『…はい。致し方ありません。赦します』

レスカ『は？……琥珀、トンファーしまえ。ロザリア、バズーカ撃とうとするな…っておい！待て！！』



―――ばたん――


レスカ『……まあ、気持ちはわかるがな。………きっと管理人の奴、無事では済まんな…』



――その後、管理人はズタボロになって、よろず屋一同に土下座していた。



END
 ]]>
		</content:encoded>
		<dc:subject>-</dc:subject>
		
		<dc:date>2015-05-31T11:53:11+09:00</dc:date>
		<dc:creator></dc:creator>
		<dc:publisher>WOX</dc:publisher>
	</item>
	<item rdf:about="https://meguru.web.wox.cc/novel12/entry37.html">
		<link>https://meguru.web.wox.cc/novel12/entry37.html</link>
		
				
		<title>Trick or treat！！[悪夢へいらっしゃい…]より</title>

		<description>もう終わってしまいましたが、書いてみま…</description>
		<content:encoded>
			<![CDATA[ <span style="color:#66FF33;">もう終わってしまいましたが、書いてみました。我が家の夢魔たちは甘党が多いです（笑）【悪夢へいらっしゃい…】より。</span>


<span style="font-weight:bold;">Trick or treat！！</span>



ある穏やかな昼下がり……。

少し大きめなシルクハットのツバを持ち上げ、広場の時計台から町の様子を観察している少年、オクト。
彼はよくこうして、人の世界を観察している。

｢今日はやけに賑やかだなあ……。ん？なにあれ｣

オクトは時計台からフワリと降り立つ。
普通なら大騒ぎだが、彼は夢魔。現実世界の人には見えない。行き交う人の波をすり抜け、噴水に設置された出店の前に立つ。

｢………カボチャ？｣

首を傾げるオクトの目の前には、顔をくり抜かれたカボチャが積み重ねられていた。

大小さまざまな大きさ、形をしていてくり抜いてある顔も僅かに違っている…ように見える。

｢変なの…｣

しゃがみ込み、まじまじと見ていたオクトがぽそりと呟いたとき、

―トントン―

ふいに肩を叩かれた。

｢！！｣

オクトが慌てて振り向くと、彼の大好きなグリーン。

｢オクト！！何してるの？｣

｢マーチ！！｣

グリーンのリボンが付いたシルクハットと、お団子ヘアーが特徴的な少女が、にこやかに笑みを浮かべていた。

｢あ、…………う、うん。えと…………か、カボチャ…｣

｢？カボチャ？？｣

ようやく『カボチャ』という単語が出てきた。
普段は饒舌なオクトも、やはり思春期の男の子、大好きな女の子を前にすると上手く話せない。
最初は不思議そうな表情をしていたマーチだが、そんな彼の少ない言葉で、すべて理解したのか、マーチは優しく笑い、

｢ジャックランタンだよ、そのカボチャ｣

と言った。

｢ジャック……ランタン？｣
今度はオクトが不思議そうな顔をした。マーチは彼の横を通り、積み上げられた顔付きカボチャの一つを抱え、うんと頷く。

｢今日は『ハロウィン』ていうお祭りなの！お化けに変身して、『Trick or treat！！』て言いながらお菓子を貰いにいくのよ！！知ってる？｣

オクトはフルフルと首を振る。マーチは少し考えた後、とびきりの笑顔で言った。

｢私たちも『ハロウィン』やろ！｣


――――
―――
――


｢マ、マーチ…｣

｢ん？何？｣

｢ほ、本当にこんな格好するの？｣

｢うん！似合ってるよ！格好いい！！｣

｢！！/////あ、ありがと。マ、マーチも可愛いよ……｣

｢ふふふ、ありがとう！！｣

夢幻界にある夢魔たちの屋敷。その一室に二人はいた。
黒いマントを身につけ、キバをつけた吸血鬼の格好をしたオクト。一方のマーチは黒いワンピースに尖んがり帽子を被った魔女に変身していた。
お互いの身支度が済むと、マーチは円柱型の箱を抱える。

｢さ、行きましょ！｣

｢うん｣

｢まずは………誰にしようかな…｣

｢エイプリルは？何か持ってそうな気がする｣

｢そうね！じゃ、しゅっぱーつ！！｣


二人は張り切って部屋を出ていった。



―――――
―――
――


｢あ！エイプリル～！！｣

｢ジューンも一緒みたいだよ！！｣

二人が中庭に行くと、エイプリルとジューンがティータイムを楽しんでいた。

｢あれ？マーチにオクト。どうしたのその格好（笑）｣

｢何か用か？｣

二人が尋ねると、マーチとオクトは笑い合い、

『Trick or treat！！』

と箱を差し出した。

｢？？｣

｢………｣

頭に？を浮かべているエイプリルとジューンに、マーチがニコニコしながら言った。

｢今日はハロウィンなのよ！お菓子くれないといたずらしちゃうぞ～｣

｢ハロウィン？お菓子？いたずら？｣

｢また、お前たちはどこでそんな知識を仕入れてきたんだ（笑）｣

｢人間界だよ。いいから！早くお菓子頂戴！！｣

今だにちんぷんかんぷんなエイプリルと呆れ気味に笑うジューンに、オクトが催促する。

｢お菓子かあ…！そうだ。これあげる｣

エイプリルはテーブルにあった握りこぶし大のスコーンを二つ、紙ナプキンで包み箱に入れた。

｢わあい！！エイプリルありがとう！！｣

｢どういたしまして！！｣

｢ジューンは？｣

エイプリルからお菓子を手に入れた二人は、ジューンに期待の眼差しを向ける。

｢……；分かった分かった。…これでいいか？｣

ジューンは自分の前にあった星型のクッキーを5、6枚包み、箱に入れた。


｢わあい！ジューンありがとう！｣

｢マーチ！次行こう！｣

｢うん！じゃあね！！｣

｢……ああ行っちゃった｣

｢全く……嵐みたいな奴らだな（笑）｣

困ったように笑いながらも、パタパタと走り去る二人を微笑ましく見つめる二人だった。


――――
―――
――

｢次は…と、あれ？｣

エイプリル達からお菓子が貰えた二人は、ホクホクしながら屋敷の中を歩き回っていた。
すると、ふと、マーチが前方に知った顔を発見する。
｢葉月！長月！｣

｢あ、マーチ！！｣

｢おぉ！久しいのぅ！！｣

白銀の髪をツインテに結い、丈の短い着物を着た少女、葉月。
そして葉月の隣にいた、巫女の服を模した服に深緑色の長いお下げの少女、長月。
じつはこの二人はマーチと大の仲良しである。普段は霜月の屋敷にいるが、今日はお使いに来ているようだった。

｢久しぶり！元気だった？｣

｢ん！まあね。……ところでなんでそんな格好してんの？｣

葉月は大きな猫目をクリクリさせて首を傾げる。マーチはニッコリ笑い、

｢うん！今日はハロウィンなのよ！だから仮装してお菓子を貰いに行くの！｣

ほらっと手に入れたお菓子を二人に見せて言った。

｢ハロウィン？｣

｢なんなのじゃ？はろいんとは｣

興味津々な二人に、マーチはわかりやすく説明した。

｢おぉ！面白そうじゃ！！わらわもやりたい！！｣

｢あたしも～！！｣

目を輝かせる二人に、マーチはオクトに振り返る。

｢ねぇ、二人も入れてあげてもいいかな？｣

上目遣い……オクトに断れるはずかなかった。

｢え…？う、うん！もちろんだよ｣

｢わあい！ありがとうオクト！大好き！！｣

｢！！……ぼ、僕もマーチの事す、す、す……｣

｢じゃあ、二人も仮装しようか！！何がいいかなあ｣

｢何があるの？｣

｢なんだかワクワクするのぅ！！｣

｢…………はあ；；｣


一世一代の告白を流され、おおいに盛り上がる三人娘にオクトはため息をついた。


――――
―――
――


｢なかなかいいじゃない！！どう？｣

｢可愛い！！似合ってるよ葉月！！……わあ！！長月も可愛いよ！！｣

｢そ、そうかの？なんだか恥ずかしいのぅ……/////｣

キャッキャッとはしゃいでいる三人娘を眺めるオクト。
葉月は赤いワンピースに猫耳にしっぽを付けた猫娘、長月は頭にボルトの飾りを付け、だぼだぼのシャツを着たフランケンシュタイン。なかなか似合っているし、可愛い。

｢……！は！僕にはマーチが！！いやでも……ダメダメ！！｣

｢………オクト？どうしたの？｣

｢え？！…あ、/////いやなんでもない………；｣

｢変なオクト（笑）｣

｢は、ははははは/////｣

オクトは笑ってごまかしながら、葉月と長月を見遣ると、

…二人はニヤニヤしていた。

｢ありゃあ、お邪魔だったかなあ？｣

｢すまないのぅ…ふふふ｣

｢な、なに言ってるんだよ！！ほ、ほら行くぞ！｣

オクトは真っ赤になりながら、ずんずん歩いて行った。

｢あ、待って！！オクト！！……どうしたのかな？｣

首を傾げるマーチに葉月はクスクス笑いながら肩を叩く。

｢全く、マーチは小悪魔だよねぇνν｣

｢必死なオクトが可愛いのぅνν｣

｢？？｣

未だに分からないマーチ。二人の言葉の意味がわかるのは、一体いつになる事か。



―――――
―――
――


仮装した四人が屋敷の敷地内を歩き回っていると、ピンク色が目に入った。

｢あ！一人発見！メイ～！！｣

｢え？…あ！マーチにオクト！！…あら？葉月と長月も一緒なのね｣

他人に無関心なメイだが、マーチやオクトを始め、小さい子には優しいため、ちびっ子たちの人気者なのだ。

｢せーの…『Trick or treat！！』｣

｢へ？Trick or treat？…ああ、ハロウィンね。道理で可愛い格好してるなあって思った｣

メイにはすぐに通じたらしく、ニコニコと四人を見つめる。

｢お菓子くれないと、いたずらしちゃうぞ！！メイ！｣

｢いたずらするのじゃ！｣

葉月と長月がメイに箱を差し出す。

｢あらら……それは困るわね（笑）……お菓子お菓子………あ、これはどうかしら｣

メイは空中を掴む仕種を見せ、四人の前で手を広げる。そこには、沢山の様々な形のチョコレート。メイはそれを箱に入れた。

｢わあ！いいの？こんなに！｣

｢嬉しいのぅ！ありがとうなのじゃ！メイ！！｣

｢ふふふ…いいのいいの（笑）仲良く食べるのよ。じゃあね！｣


メイはヒラヒラ手を振ると、笑って去っていった。

｢よおし、他の人の所にも行こう！誰がいるかな？｣

｢あ、そういえば、如月さまと文月を屋敷の縁側でみたよ！まだいるんじゃないかな｣

｢行ってみようよ、マーチ｣

｢うん！オクト。行こう行こう！｣


四人は霜月の屋敷に向かった。


―――――
――――
―――


｢ふぅ…静かだな｣

｢そうですね｣

夢魔たちの屋敷の別邸、霜月の屋敷の縁側で、二人の女性がお茶を啜っていた。赤茶色の長い髪を緩く縛り、鉢巻きに着物を模した丈の短い服に甲冑…夢魔最強の武人、如月。
対して、碧い髪を左側にお団子にし、緑を基調とした服に同じく甲冑を身につけた女性……如月の直属の部下であり、鍛練仲間の文月。
いつも、武器から手を離さない二人がなぜこんなところでお茶をしているかというと……


｢たまにはこうしてのんびりするのもいいものですね。霜月さま｣

｢最近、鍛練ばかりでしたからね｣


恐ろしく長い、鮮やかな金髪に黄色と黒を基調としたワンピースを身につけた凜とした少女……睦月と、白い肌に白銀の髪に白い着物を見に纏ったおしとやかな女性…霜月。


……この二人にお呼ばれしたからだった。


｢そういえば…｣

ふいに文月が話を切り出した。

｢先ほど、エイプリルに会ったとき、『おチビたちが行くかもしれないから、お菓子用意しておいてね』と言われまして｣

｢…お菓子？｣

訝しげな顔をする如月。睦月や霜月も不思議そうな顔をする。

｢おチビ……もしや葉月たちか？全く……仕方のない…｣

｢あらまあ…｣

呆れる睦月とやれやれと笑う霜月。葉月の悪戯好きはよく知っている二人だけに、驚きはなく『またか』といった感じなのだろう。

｢…で？文月は菓子を用意したのか？｣

如月が、持っていた湯呑みを置き腕を組んだ。
文月ははいと返事をすると、手元にある巾着を掲げた。

｢急だったので、大したものはなかったのですけど｣

｢ふーん…｣

文月の手元を一瞥した如月が、口元に手を当て考えるようなそぶりをしたその時、


『Trick or treat！！』


件の少女が如月の背後から飛び出した。

｢うわっ！！｣

如月はぎょっとし、声をあげ振り返る。向かい合っていた文月や側にいた霜月と睦月は、目をまんまるくして傍観している。

｢お菓子くれなきゃ悪戯しちゃうよ！！如月！！｣

｢お前……背後から来るとはいい度胸だな……葉月（怒）それになんだその面妖な格好は…ん？マーチにオクト、長月までいるのか｣

｢如月さま！お菓子ください！！｣

｢ください！！｣

｢くださいなのじゃ！！｣

三人に詰め寄られ、たじたじな如月を見て、文月が包みを持ち四人に近寄る。

｢皆さん、これ……私たち四人からです。どうぞ｣

文月の言葉に、おチビ四人は顔がパアっとなる。

｢さすが文月なのじゃ！！｣

｢わあい！！開けていい？｣

文月がコクリと頷くと、葉月は包みを丁寧に解く。

｢わあ！お星さまがいっぱい！！｣

｢綺麗だね！！｣

おチビ四人組はキャッキャッとはしゃぐ。その様子を見た如月たちは思わず頬が緩む。

｢こんぺいとうですね。砂糖菓子ですよ｣

と霜月。

｢食べ過ぎてはダメだぞ｣

と睦月。その言葉に文月は笑みを浮かべ、睦月を見る。

｢なんだか睦月、お母さんみたいですね（笑）｣

｢な、なにを！！文月、私はべ、べつに…｣

｢普段のお前からは想像つかんな｣

｢如月さままで……｣

｢あら、仲間を思いやるのは決して悪いことではありませんよ（笑）｣

｢霜月さま！！……/////はあ……｣


四人が騒いでいる様を、おチビたちはキョトンと見ていた。


――――――
――――
――

｢次は………と、ここかな？お邪魔しま～す！！｣

葉月とマーチが襖を開けると、綺麗に結い上げられた艶やかな漆黒の髪に、遊女のような出で立ちをした女性が、キセルをふかしていた。

｢あら…可愛らしい格好したお客様ね。何かご用かしら？｣

｢師走！『Trick or treat！！』なのじゃ！｣

｢…は？｣

不思議そうな視線を投げかける、女性…師走。夢魔の中でもかなりの実力者で、霜月と同等に扱われている人物だ。
おチビ四人組は、そんな師走ににこやかに箱を差し出す。

｢お菓子くれないと悪戯しちゃうぞ！！｣

｢お菓子が欲しいのじゃ！！師走！！｣

｢お菓子ください！！師走さま！｣

｢お菓子ちょうだい！！｣

四人の迫力に圧倒されたのか、師走が少し引いた。

｢………お菓子？｣

やっとそれだけ呟くと、葉月がズイッと箱を差し出し、笑顔で頷く。

｢うん！！お菓子ちょうだい！｣

期待を込めた目で見られてしまうと、さすがの師走も折れるしかない。
やれやれと立ち上がると、漆塗りの小さな箪笥から、何かを取り出し、四人の元に戻ってきた。

｢お菓子と言ってもね……これしかないわよ？｣

と、差し出されたのは和紙に乗せられた桜餅。

｢桜餅だ！！ありがとう師走！！｣ 

｢おぉ！わらわの大好物じゃ！！ありがとうなのじゃ！！｣

嬉しそうな葉月と長月を見て、マーチとオクトは二人に疑問をぶつける。

｢サクラモチって？｣

｢お菓子？｣

そんな二人に、葉月と長月はキラキラした目で言う。

｢うん！立派なお菓子だよ！ほんのり桜の香りがして、少ししょっぱくて………あんこが入ってて美味しいの！｣

｢緑茶や抹茶と食べると絶品じゃ！！｣

興奮気味に力説する二人に、サクラモチとはとても美味しいものなのだと理解した二人は、

｢ありがとう！師走さま！！｣

｢ありがとう！！｣

とびきりの笑顔でお礼を言った。それを見た師走はクスリと笑う。

｢可愛いこと……こんなもので良ければ持って行きなさい｣

四人はその後、しばらく師走の部屋でお茶を飲ませて貰い、再び、お菓子を求め出発した。

―――――
―――
―

｢さあて、これで最後よ！！｣

｢せえの！！『Trick or treat！！』｣

別邸から再び屋敷にやってきた四人。最後の人物にお菓子を貰うため、ある一室に掛け声とともに入る。しかし………

｢……あれ？いない？｣

そこに部屋の主はいなかった。


｢どこ行ったんだろ、リープ｣

｢出かけたのかな｣

｢ねぇ、これリープからじゃない？｣

マーチとオクトがガッカリしていると、葉月がテーブルの上のメモを見つけた。
｢なんて書いてあるのじゃ？｣

長月が横から覗き込む。葉月は、ん～と唸った後、



｢キッチンにおいでって｣



――――――――
――――――
――――

四人は言われるがまま、キッチンの前まで来た。

｢ここにリープが？｣

｢なんでキッチンなんだろ？｣

マーチとオクトが顔を見合わせていると、フワリと甘い匂いが漂ってきた。

｢ん～！いい匂い！！｣

｢お菓子の匂いなのじゃ！！｣

葉月と長月がうっとりしながらクンクンしている姿を見て、マーチはピンと来た。

｢入ってみよう！！｣

｢マーチ？｣

｢そだね。手紙にもあったし！！｣

｢入ろう！入ろう！｣

｢葉月と長月まで……分かったよ。入ってみよう｣

四人はキッチンの扉を開けた。


『Trick or treat！！』

｢あら、グッドタイミングね。いらっしゃい、おチビちゃんたち｣


床まで付くほどの長い紫の髪にパープルを基調とした服、そして色っぽい泣きぼくろ…リープ。マーチ、オクトたちのリーダー又はお母さん的な存在だ。

リープは四人を見ると、優しく微笑み手招きすると、テーブルにつくように促す。

四人がテーブルに着くと、リープはオーブンから何かを取り出して来た。

｢Trick or treat！！でしょ？これは私からのお菓子よ｣

と差し出されたのは、

お化けカボチャの形をしたパンプキンケーキ。


｢わあ………可愛いケーキ！！｣

｢美味しそう！！｣

｢リープってスゴイね！！｣

｢さっきの匂いはこれだったんじゃな！！食べるのが勿体ないくらい可愛いのじゃ！！｣

四人の嬉しそうな顔に、リープはホッとしたような顔をし、暖かいココアを出す。


｢さあ、どうぞ。沢山召し上がれ｣


その日の屋敷は一日中賑やかで、甘い香りが漂っていた。


END
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		</content:encoded>
		<dc:subject>-</dc:subject>
		
		<dc:date>2015-05-31T11:47:15+09:00</dc:date>
		<dc:creator></dc:creator>
		<dc:publisher>WOX</dc:publisher>
	</item>
	<item rdf:about="https://meguru.web.wox.cc/novel12/entry36.html">
		<link>https://meguru.web.wox.cc/novel12/entry36.html</link>
		
				
		<title>2013お正月企画小説[魔女たちのお茶会]より</title>

		<description>新年明けましておめでとうございます！さ…</description>
		<content:encoded>
			<![CDATA[ <span style="color:#66FF33;">新年明けましておめでとうございます！さて、新年一発目の魔女たちのお茶会。と言うか宴会になってしまいました。では、どうぞ！</span>


<span style="font-weight:bold;">2013年お正月企画</span>


チャン…チャララララン…

エレナ「皆さん、新年明けまして…」


エ・シ・ラ・ア「おめでとうございます」


シャルロッテ「今年も皆様に幸多からん事を願って…」

ライア「皆様の健やかなる繁栄を祈って…」


アストラッド「より良い一年を願って…」


エ・シ・ラ・ア「合掌…」

……って違う違う！！間違ってる！合掌は違う！！


シャルロット「あら、誰かと思えば、管理人ではありませんか」

ライア「何しに来たの？」

……あんねぇ。新年の挨拶に来たんだよ！！琥珀たちはもう来たのにさ、あんたら来ないから、来てあげたの！


アストラッド「あ、そ。ご苦労様」


シャルロット「手土産は？お菓子は？食べ物は？」


ライア「お年玉ちょうだい」


……ご苦労様って酷くない？後、手土産なんてないよ！お年玉？あんたらいくつだよ！私一応管理人だよ？去年より扱い酷くなってるよ？


エレナ「…酔っ払ってます？微妙に呂律が回ってませんけど」


アストラッド「ん？どれどれ…うぇっ酒臭い！」


シャルロッテ「まあ！自分だけ飲み食いしてたんですか？一度シバきますか…(黒笑)」


ライア「まあなんて言うか、寂しい元旦を過ごした訳ね」


……くぅ！寂しい言うな！寂しくなんかないもん！！元旦しか仕事休み取れなかったんだもん！これはもう飲むしかないでしょ？


エレナ「自家製の葡萄酒でも飲みます？後、パナセオのミルクで作ったチーズもどうです？」


……うん！貰う！！


ライア「ゲンキンな人ね…」

アストラッド「管理人って飲ん兵衛だったのね…」


シャルロッテ「でも、ザルでなくてゲコらしいですよ。あまり強くないくせにがぶがぶ飲んで…仕方のない人です…」


ライア「まあ、いいじゃない。エレナの自家製葡萄酒が味わえるんだし。パナセオのチーズって葡萄酒にピッタリなのよね」


アストラッド「あんた、呑めたのね。てっきり駄目だと思ったわ」


ライア「嗜む程度にね」


シャルロッテ「私は結構イケる口ですわよ！」


アストラッド「ふーん…(あれ？シャルっていくつの設定？)」


シャルロッテ「どうしました？」


アストラッド「いや、なんでもない…(ツッコミ始めたらキリがないわ)」



……はふぅ！う、美味い～νν


エレナ「すごい飲みっぷりですね。二日酔いにならないといいですけど」


ライア「もう手遅れじゃない？」


エレナ「はあ…後で薬を調合しますか…」


シャルロッテ「……ふふ……んふふっ……くくくっ………あははははは！！」


エ・ラ・ア【Σビク】


シャルロッテ「かんりゅにん～ばかじゅら～～ははははは！！」


ライア「シャル……笑い上戸なのね…」


アストラッド「…目が据わってるんだけど………」


エレナ「あらあら…；」


……う？ばかじゅら？お前に言われたくないわ！ひっく……


シャルロッテ「おたんこにゃす～～♪♪おでこに【肉】って書いてあげりゅ～♪」

……やめりょ～！！うひゃっくしゅぐったい！！


シャルロッテ「にく～にく～おれは炎の～き〇に〇ま～ん♪♪きゃはは♪♪♪」

ライア「ちょ、シャル…そのペン……油性じゃない！！落ちなくなっちゃうわよ！」


アストラッド「あーあ。明日どうすんの仕事。あれじゃ洗顔フォームじゃ落ちないんじゃない？」


エレナ「ご心配なく、すでに手は打ってあります。一応、始まる前に調合しておきました。後で消しましょう」


ライア「さすがぬかりないわね」


アストラッド「シャルって酒癖悪かったのね…酔い潰れて寝ちゃうタイプだとおもってたわ」


エレナ「まあ、勧めたのは私ですし。それなりに対策は用意していましたからね。そういえば、アストラッドはシャルが酔っ払ってる姿を初めて見たんでしたっけ。どう思います？」


アストラッド「どうって……とりあえず今後は飲ませないようにしようと思ったわ」


ライア「正しい判断よ」


エレナ「今回は管理人が標的になりましたが、次はこの中の誰かのおでこに【肉】と書かれますからね」


アストラッド「そ、そうね…(しかし、なんでよりによって肉？)」


……う～…ふひひ……ＺＺ

シャルロッテ「ふにゃ～……スピ～スピ～…」


アストラッド「…寝てるし…」


ライア「………とりあえず、私たちだけで飲み直しますか」


エレナ「そうですね…」




…聖域の元旦の夜は更けていく……


今年もよろしくお願いします！！


<div align="center">END</div>
 ]]>
		</content:encoded>
		<dc:subject>-</dc:subject>
		
		<dc:date>2015-05-31T11:44:36+09:00</dc:date>
		<dc:creator></dc:creator>
		<dc:publisher>WOX</dc:publisher>
	</item>
	<item rdf:about="https://meguru.web.wox.cc/novel12/entry35.html">
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		<title>2012X&#039;mas企画小説[魔女たちのお茶会]より</title>

		<description>そろそろＸ’ｍａｓですね。聖域にはＸ’ｍ…</description>
		<content:encoded>
			<![CDATA[ <span style="color:#66FF33;">そろそろＸ’ｍａｓですね。聖域にはＸ’ｍａｓという行事はないようですが、代わりに【感謝祭】なるものがあるようです。はてさて…今回はどんな会話が繰り広げられるでしょうか………；すごく心配です；；</span>

　
<span style="font-weight:bold;">2012年Xmas企画
</span>


エレナ『…皆さん、知ってます？』


シャルロッテ『知りません(即答)』


アストラッド『いきなり何よ、と言うか…シャル即答！？』


ライア『エレナ、どうしたの？急に』


エレナ『人間界では【Ｘ’ｍａｓ】という行事があるそうですよ』


ライア『……なにそれ？』

アストラッド『どんな行事なの？』


エレナ『私も詳しくは…。でも、この前ユリアさんが「Ｘ’ｍａｓってね、ツリーや靴下を飾って、美味しい料理とケーキを食べながらパーティーする事よ！」とか何とか…』


シャルロッテ『あ！私知ってます！！確かサンタ苦労人ていうおじ様からプレゼントをいただくお祭りですわ！！』


ライア『サンタ苦労人…？』


アストラッド『……変なお祭りね……苦労人なのにそれ以上絞り取られるわけ？』


ライア『なんだかお気の毒』


アストラッド『可哀相に…』


エレナ『あ、あの。多分それサンタ苦労人じゃなくてサンタクロースですよ。Ｘ’ｍａｓイヴの夜にトナカイの引くソリに乗って、子供達にプレゼントを配るんです』


シャルロッテ『あ、そうでしたっけ。またやっちゃいました！てへっ★』


アストラッド『てへ★…じゃないでしょ……あやうく騙されるとこだったわ』


ライア『サラっと言うからね…』


エレナ『それでです。私達もＸ’ｍａｓパーティーしませんか？』


アストラッド『エレナ、強引につなげないでよ…；』

シャルロッテ『まあ！面白そうですわ！ケーキ、ケーキ！ウフフ』


ライア『まったく、シャルは相変わらず食べることばっかりね…；でも、なんだか興味があるわ、人の子が催すお祭り』


エレナ『フフフ…決まりですね！さ、もう時間がありません！急いで準備をしましょ！』


シャルロッテ『まずは何をしたらいいのかしら？』


ライア『確か、ツリーと靴下…って言っていたわね。ツリーは大体分かるけど、靴下って……私達にはあまり縁がないものだわね』


エレナ『その件はお任せください。靴下は私のほうで用意しました。ツリーは確かレジーナが、家の近くにモミの木があるって言っていました。あと、料理やケーキは琥珀さんがレシピを下さるそうです』


ライア『準備いいわね…；私達が嫌だと言ったらどうする気だったのよ』


エレナ『あら、断らないという確信があったからこそ、用意したんですよ。シャルはケーキに釣られるでしょうし、ライアは好奇心に勝てないだろうし…ね？』

ライア『はあ、お見通しだったわけね。やれやれ』


エレナ『もう、何百年の付き合いでしょう？このくらい当たり前です（笑）』


シャルロッテ『ケーキはチョコレートですか？ホワイトクリームですか？トッピングするフルーツは何にしましょう！あ～！！楽しみですわ！』


エレナ『シャルロッテったら。でも、こんなに喜んでくれるなんて、提案した甲斐があったというものです』


ライア『あ、でも感謝祭もあることを忘れちゃ駄目よ、シャル？感謝祭は私達魔女が主役なんだから』


シャルロッテ『心得ておりますわ。いすずさまにデザインしていただいた衣装、着るのが楽しみです』


ライア『本当ね』


エレナ『本当ですね…と、忘れるところでした。管理人からお知らせがあるそうですよ』


ライア『あらそう。何かしらね』


シャルロッテ『フフフ…ケーキ！ケーキ！』



アストラッド『……なんか今回私、空気じゃない？なんか淋しい…』


エレナ『実はですね。《本棚》の件なんです。来春から『逃走ゲーム』というお話がスタートするそうです』


アストラッド『また？まさか長編なの？』


エレナ『いえ。全31話だそうです。何故かはお話が始まってから分かります。それと同時に《悪夢へ～》のお話も始まります。そのため、交流はおやすみするそうですよ』


ライア『まあ、交流しすぎて更新出来ない…なんて自体は避けて欲しいわね』


シャルロッテ『管理人は一度に複数の事が出来ませんからね（笑）』


アストラッド『いや…それが普通じゃない？ま、とにかく。来年はサイト更新が少しは早くなるって事よね。いいことだわ』


エレナ『そうですね。よろず屋★DEVILのお話も頑張って貰わないと。琥珀さん達が可哀相ですから』


シャルロッテ『そして、私達のことも忘れないでくださいね★★』


ライア『こんな管理人だけど、来年もよろしくね』


シャルロッテ『では、来年元旦に会いましょう！！』

エ・シ・ラ・ア『来年も《魔女たちのお茶会》をどうぞよろしくお願いします！！よいお年を！！』



と、言う訳で今年の《魔女たちのお茶会》はおしまいです！！
来年も我が家の魔女たちをよろしくお願いします！！

<div align="center">
よいお年を！！

よろず屋★DEVIL管理人 

銀だこ
</div>

 ]]>
		</content:encoded>
		<dc:subject>-</dc:subject>
		
		<dc:date>2015-05-31T10:11:29+09:00</dc:date>
		<dc:creator></dc:creator>
		<dc:publisher>WOX</dc:publisher>
	</item>
	<item rdf:about="https://meguru.web.wox.cc/novel12/entry34.html">
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		<title>この想い君に届け！！[悪夢へいらっしゃい…]より</title>

		<description>お題《チューリップ》より。悪夢のオクト…</description>
		<content:encoded>
			<![CDATA[ <span style="color:#FF9900;">お題《チューリップ》より。悪夢のオクトとマーチのお話。ほのぼの。</span>



<div style="text-align:center" align="center">―僕は君が好き
この気持ちに嘘はないから―


<font color="#ffa500">こ</font><font color="#ff9400">の</font><font color="#ff8300">想</font><font color="#ff7200">い</font><font color="#ff6100">君</font><font color="#ff5000">に</font><font color="#ff3f00">届</font><font color="#ff2e00">け</font><font color="#ff1d00">！</font><font color="#FF0000">！</font></div>



夢幻界の夢魔の屋敷。その中庭で、紅い髪と紅と金のオッドアイの少年―オクトが、座り込んでいた。一体何をしているのか…。

｢うー……；どうやって渡そうかな…｣

手には可愛らしい色とりどりの花。そして、そこに埋もれるように顔を出す赤いチューリップ。
誰にも渡すのか……それは、

｢オクト！！何？話って｣

お団子にした緑の髪と緑と金のオッドアイをもつ少女―マーチが、パタパタと駆け寄ってきた。
オクトはハッとして手にしていた花を後ろに隠しながら振り向く。そういえば、


｢ね、ねぇ、マーチ｣
｢なあに？オクト｣
｢あ、あ、後で中庭に来てくれる？｣
｢？いいよ！ランチの後でいいかな｣
｢う、うん！じゃ！！｣



…しまった。そういえば呼び出したんだった。まだ言葉が思いつかないのに…；；あわわ…と焦っていると、マーチが不思議そうに首を傾げる。

｢オクト？｣
｢う、わ！え……と、あごめ…あ、いや……｣

意味不明な言葉を譫言のように言っているオクトを見つめるマーチ。早く言わないと！！怒って帰っちゃう！！呼び出したのは自分なのに！焦ったオクトは後ろに隠していた花をポトリと落とした。

｢あ…！！｣
｢あれ？………花？｣

オクトが拾おうとする前に、マーチが手に取る。

｢かわいい！！…もしかしてこれを私に？｣
｢え！………うん……/////｣

花を手に見つめてくるマーチに、オクトは真っ赤かになり小さく頷く。それを聞いたマーチにパアッと笑顔が咲く。

｢ありがとう！！オクト。…とっても嬉しい……｣

ほんのり頬を染めている愛しい彼女に、オクトは改めて彼女への気持ちを再確認する。
嬉しそうに花を見つめるマーチにオクトは、

｢君が世界で一番大好きだよ｣

と心の中で呟いた。



<div style="text-align:center" align="center">一輪の
<font color="#ff80ff">チューリップ</font>
に託した彼女への想い…




<font color="#ffc0c0">いつか自分の口から…
その日は
一体いつになるのかな…</font></div>




【お題提供】<a href="http://nanos.jp/yukinohana7/">秋桜</a>
《チューリップ》より
花言葉…愛の告白


今回はオクトの告白の話をば。でも、きっとマーチは気づいてはいません；(口では言えなかったし…)
私的には二人のこの関係が一番好きだったりしますので、まだ両想いにはさせません。オクトには悪いですが。

ではお目汚し失礼しました。
 ]]>
		</content:encoded>
		<dc:subject>-</dc:subject>
		
		<dc:date>2015-05-31T10:10:06+09:00</dc:date>
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		<dc:publisher>WOX</dc:publisher>
	</item>
	<item rdf:about="https://meguru.web.wox.cc/novel12/entry33.html">
		<link>https://meguru.web.wox.cc/novel12/entry33.html</link>
		
				
		<title>待っていたぬくもり[悪夢へいらっしゃい…]より</title>

		<description>お題《クロッカス》より。悪夢のエイプリ…</description>
		<content:encoded>
			<![CDATA[ <span style="color:#FF9900;">お題《クロッカス》より。悪夢のエイプリルとジューンの話。甘ほのぼの。</span>



<div style="text-align:center" align="center">―不安、淋しい…そんな時……―




<font color="#ffa500">待</font><font color="#ff9300">っ</font><font color="#ff8100">て</font><font color="#ff6f00">い</font><font color="#ff5d00">た</font><font color="#ff4b00">ぬ</font><font color="#ff3900">く</font><font color="#ff2700">も</font><font color="#FF0000">り</font>
</div>




今宵は満月。普段より少し明るい夜空の下で、オレンジがヒラヒラと舞った。
シルクハットを被り、タキシードを模した服に見を包んだ、明るいオレンジ色の髪にオレンジと金のオッドアイを持つ少女、エイプリルは一人屋根の上でぼんやり座っていた。

｢はあ……ジューン大丈夫かなあ…｣

エイプリルと同じ夢魔で、最愛の恋人でもあるジューン。いつも一緒に行動する二人が、今日は違っていた。




遡ること、数時間前……


｢ジューン、今回は貴方にお願いしたいのです。｣

夢魔の頭領である霜月の直々のご指名。最初は眉間にシワを寄せ断っていたジューンだが、傍で聞いていたリープに諭され渋々了承したのだ。……その理由は

｢この女性の悪夢を創りだし、誘い出してほしいのです｣
｢何故俺が？他の者にも出来るでしょう？｣
｢……駄目でしょうか｣
｢……正直、やりたくないです｣
｢………ジューン、やりなさい。貴方にしか出来ないのよ。だから霜月様が来たんじゃない。ね？｣
｢リープ……でも……エイプリルが…｣
｢エイプリルには私から話して置くわ。行ってきなさい｣
｢…………分かった。心してお受けします｣
｢ありがとうございます。では良い知らせを心待ちにしております｣



…というやり取りがあり、ジューンが単独でターゲットと接触し、誘い出す……ファーストコンタクトという大役を担う事になったのだ。

｢私も行きたかったなあ…………でも、失敗しちゃったらジューンが怒られちゃうし｣

エイプリルは天性のおっちょこちょいのため、霜月やリープからファーストコンタクトをすることを止められている。失敗してしまうとすべてが台なし。それくらい重大な仕事なのだ。
でも、エイプリルが心配しているのは、仕事だけではなかった。

｢ジューン……浮気しないよね……ジューンがいなくなったら私………いやだよ｣

ジューンはかなりのイケメン。大抵の女性は一目惚れしてしまう。いつも、愛してると言ってくれる彼。でも世の中には自分より綺麗で可愛い女性は沢山いる。いつ振られてしまうか…。不安で仕方ないのだ。

｢……ジューン…………早く帰って来て……｣

心細い声で呟いたその瞬間。

―ふわり―

エイプリルの体が暖かいものに包まれた。一瞬驚くが、夜風に乗って大好きな人の香りを感じ頬を染め振り返る。

｢ジューン！！｣
｢ただいま、エイプリル｣

優しく強く抱きしめ合い、エイプリルはうっとりと目を閉じ、彼の香りを胸一杯にかぐ。ジューンもエイプリルの髪に顔を埋める。

｢ありがとう、帰ってきてくれて…｣
｢ふふ……俺が帰る場所はエイプリルだけだからな…だから、不安にならなくていい｣
｢っ、うん！！大好き！ジューン！！｣
｢俺も、愛してる｣



<div style="text-align:center" align="center">俺には君しかいないから


俺を信じて
待っていてくれる君は、
まるで春を待ちつづける
俺だけの健気な

<font color="#ff80ff">クロッカス</font>



<font color="#ffc0c0">
もし離れてしまっても
貴方が安心して帰ってこれる
場所になって
待ってるから……

だって…
このぬくもりも…
この愛しさも…
この幸せも…
全部貴方のものだから</font></div>



【お題提供】<a href="http://nanos.jp/yukinohana7/">秋桜</a>
《クロッカス》より
花言葉…あなたを待っています。


今回は悪夢へ～よりエイプリルとジューンの話しを！ラブラブを目指したつもりがなんだか微妙な感じに。ではお目汚し失礼しました。
 ]]>
		</content:encoded>
		<dc:subject>-</dc:subject>
		
		<dc:date>2015-05-31T10:08:44+09:00</dc:date>
		<dc:creator></dc:creator>
		<dc:publisher>WOX</dc:publisher>
	</item>
	<item rdf:about="https://meguru.web.wox.cc/novel12/entry32.html">
		<link>https://meguru.web.wox.cc/novel12/entry32.html</link>
		
				
		<title>優しい人[よろず屋★DEVIL]より</title>

		<description>お題《インカローズ》より。雫と悠希の出…</description>
		<content:encoded>
			<![CDATA[ <span style="color:#FF9900;">お題《インカローズ》より。雫と悠希の出会いの話。ほのぼの。</span>



<div style="text-align:center" align="center">―この出会いはきっと……―


<font color="#ffa500">優</font><font color="#ff7c00">し</font><font color="#ff5300">い</font><font color="#FF0000">人</font></div>


ある晴れた日の午後。
薄い若葉色の着物に朱のシンプルな帯をつけた、お下げの女性が、人がごった返す商店街を歩いていた。

｢今日のお夕飯何にしようかしら…｣

お店を覗きながら呟く女性、雫。彼女は水樹の姉である。活発で気の強い妹に対し、大人しく体が弱い。なので、本当は人込みが苦手なのだが、夕飯の買い物には行かなくてはならない。早く済ませなくては…と、雫はお店に入っていった。


１時間後、沢山の買物袋を抱えた雫が店から出てきた。

｢買い過ぎちゃったかしら……。あら、もうこんな時間！急いで帰らないと…｣

と歩き出した時、雫の視界がグラリと揺れ、思わずその場にしゃがみ込む。
雫は頭を抑え浅く呼吸をする。目眩と息切れ…いつもこの症状がでると、しばらくは動けない。周りに行き交う人々は、まるで雫の存在が見えないかのように通り過ぎていく。
どうしよう……と焦っていると、

｢大丈夫か？｣

若い男の声が聞こえた。雫はグラグラする頭を抑えながら、そろりと見上げると黒髪で心配そうな顔立ちの整った男性が覗きこんでいる。

｢具合悪いのか？｣
｢す、すみません。ちょっと目眩がして………少しすれば大丈夫なので…ありがとうございます｣
｢………｣

男性は黙って何かを考えているような表情をし、おもむろに買物袋を持ち、腕に掛ける。雫が驚いて見上げると、男性は優しく微笑み、雫の体に手を回し抱き上げた。

｢あ、あの……｣
｢近くに俺の車があるから、恥ずかしいかもしれねぇけど、少しの間我慢してな｣
｢え………｣
｢家まで送るよ｣
｢で、でも……これ以上ご迷惑は……｣
｢迷惑？迷惑だったらこんな事しねぇし、それにあんた顔真っ青だぜ？暫く動けねぇだろ？｣
｢…………////；｣

雫を軽々と抱き上げ、車を止めてある駐車場へと歩いていった。



<div style="text-align:center" align="center">貴方の優しさは、
まるで暖かい光りを放つ

<font color="#ff4080">インカローズ</font>



<font color="#c0c080">車に着いて
貴方の手が離れたとき
少し寂しかったのは
きっと気のせいではないはず</font></div>





【お題提供】<a href="http://nanos.jp/yukinohana7/">秋桜</a>
《インカローズ》より
宝石言葉…優しさ

今回は雫のお話を書きました。お相手は名前は出てきませんが、悠希です。
二人の出会い…的なコンセプトで。
 ]]>
		</content:encoded>
		<dc:subject>-</dc:subject>
		
		<dc:date>2015-05-31T10:07:20+09:00</dc:date>
		<dc:creator></dc:creator>
		<dc:publisher>WOX</dc:publisher>
	</item>
	<item rdf:about="https://meguru.web.wox.cc/novel12/entry31.html">
		<link>https://meguru.web.wox.cc/novel12/entry31.html</link>
		
				
		<title>空気のように[Pure rain]より</title>

		<description>お題《シトリン》より。柚希とユリアのお…</description>
		<content:encoded>
			<![CDATA[ <span style="color:#FF9900;">お題《シトリン》より。柚希とユリアのお話。ほのぼの。</span>




<div style="text-align:center" align="center">―私にとって君は―



<font color="#ffa500">空</font><font color="#ff8900">気</font><font color="#ff6d00">の</font><font color="#ff5100">よ</font><font color="#ff3500">う</font><font color="#FF0000">に</font></div>


友達、親友…何気なく言っているこの言葉を例えるならば……

｢柚ってさ、空気みたいなんだよね｣
｢…………え？｣

ユリアがマジマジと柚希の顔を見つめて呟いた一言に、柚希は唖然とする。

｢えっと……どういう意味なのかな…？｣
｢ん～…なんだろね（笑）｣

ヘラリと笑うユリア。話しが見えない。何故自分が空気なのか……存在感がない……と遠回しに言われたのだろうか。だとしたらかなりショックだ。柚希は眉尻を下げシュンとなる。
そんな彼女の表情に、自分の言葉の足りなさを悟ったユリアは、｢違うって！｣と手を振り否定する。

｢柚の考えてる意味じゃないよ｣
｢え…じゃあ、どう言う意味？｣

ウルウルと今にも泣きそうな柚希に、ユリアは満面の笑顔で答えた。



<div style="text-align:center" align="center">まるで
<font color="#ff4080">シトリン</font>のようにまばゆい君は
私にとって
<font color="#ffa500">空</font><font color="#ff8900">気</font><font color="#ff6d00">の</font><font color="#ff5100">よ</font><font color="#ff3500">う</font><font color="#FF0000">に</font>
必要不可欠な存在



<font color="#c0c080">君が居てくれるから
私は穏やかに呼吸が出来る
いつも傍に居てくれる君に
無限大の感謝をしながら…</font></div>



お題宝石《シトリン》
宝石言葉…友情

今回は柚希とユリアの話しです。
シトリンは結構好きな石の一つで、売り場に行くと必ず物色しています（笑）
話し自体かなり短くなってしまいましたが、二人の仲良しっぷりを感じていただけたら幸いです。
 ]]>
		</content:encoded>
		<dc:subject>-</dc:subject>
		
		<dc:date>2015-05-31T10:05:26+09:00</dc:date>
		<dc:creator></dc:creator>
		<dc:publisher>WOX</dc:publisher>
	</item>
	<item rdf:about="https://meguru.web.wox.cc/novel12/entry30.html">
		<link>https://meguru.web.wox.cc/novel12/entry30.html</link>
		
				
		<title>Regret[悪夢へいらっしゃい…]より。</title>

		<description>お題《アンモライト》より。悪夢のメイの…</description>
		<content:encoded>
			<![CDATA[ <span style="color:#0000FF;">お題《アンモライト》より。悪夢のメイの話。彼女の過去に触れた話を書きたかっただけです。切暗。</span>



…出会わなければ…愛さなければ…



<div style="text-align:center" align="center"><font color="#00ffff">R</font><font color="#25d8de">e</font><font color="#4ab1bd">g</font><font color="#6f8a9c">r</font><font color="#94637b">e</font><font color="#DC143C">t</font></div>



…後悔というものは、『後に悔やむ』からそう言うのだと今更理解する。


｢メイ、今回は貴女にお願いしたいのです｣

人を悪夢に堕とす事など、もう慣れた。
これまでに何人何十人…いやそれ以上。私は悪夢に堕ち、閉じ込められた人達を見てきた。
同情なんてしたことはない。


<div style="text-align:center" align="center">自業自得</div>


なのだから………。


｢なんで私なの？知ってるでしょ？私は…｣
｢承知の上です。貴女が殿方を良く思っていないのは知っています｣
｢だったらっ…｣
｢……いつまで逃げつづけるおつもりですか？｣
｢……っ｣

私は男が大嫌いだ。
側に寄られるのも、声を掛けられるのも……視線を合わせるのも、いやだ。



<font color="#c080ff">『俺が愛しているのはお前だけだ』
『少し、金を工面してくれないか？一緒になりたいんだろう？』
『あいつはただの金づるだ。いらなくなったら…』</font>



<div style="text-align:center" align="center"><font color="#ff0000">コロセバイイ……</font></div>


ぼんやりと空を仰ぐ。
空には満天の星。その星たちを見守るように輝く月。
…あの日もこんな夜だった。
彼との日々は、あの日の一発の銃声と共に断ち切られた。

予感はしていた。いつかこういう日が来ると。
分かっていた。自分以外に女が居たことも。
気付いていた。私はただの金を吐き出す道具だと思われていたことも。

でも拒めなかった。
突き放せなかった。
別れる事など考えられなかった。だって………

<div style="text-align:center" align="center"><font color="#ff0000">愛していたから……</font></div>


断絶したはずだった。
人―ひと―としての人生を終えた時に。
人―ひと―としての名前を捨てた時に。
あの人を愛したあの時の幸福を噛み締めた自分を。
あの日裏切られ、殺された時の絶望に捕われた自分を。

｢私はもう、あの時のなんの力も持たない私じゃないわ……大丈夫、私は強いもの…｣

過去は過去。過ぎ去った時間は戻ってはこない。
暫く、空を仰いだまま目を閉じる。

｢思い出も記憶もすべて手放さないと……もうこれ以上、囚われたくない……｣

私は夢魔だ。
人として生きてきた時の記憶も思い出も……もういらない。
夜風が優しく体を撫でる。
私は蝶に姿を代え夜空に舞った。


<div style="text-align:center" align="center">私には、
現在―いま―の記憶がある
だから……
過去も思い出も
貴方に返してあげる…

…そして、
私は記憶を夜空にばらまいた……


<font color="#00ffff">R</font><font color="#25d8de">e</font><font color="#4ab1bd">g</font><font color="#6f8a9c">r</font><font color="#94637b">e</font><font color="#DC143C">t</font>



<font color="#888888">この決断を……
過去を手放した事を
『後悔』する日が
いつか来るのだろうか…</font></div>




END


アンモライト
宝石言葉：過去を手放す


今回はメイ視点で書いてみました。
彼女の過去を少し垣間見るお話を目指したつもりですが、相変わらずのグダりっぷりです；
 ]]>
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		<dc:date>2015-05-31T10:04:02+09:00</dc:date>
		<dc:creator></dc:creator>
		<dc:publisher>WOX</dc:publisher>
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	<item rdf:about="https://meguru.web.wox.cc/novel12/entry29.html">
		<link>https://meguru.web.wox.cc/novel12/entry29.html</link>
		
				
		<title>私の大好きな場所[Pure rain]より</title>

		<description>お題《暖かいキミの隣で》より。雪菜と蓮…</description>
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			<![CDATA[ <span style="color:#FF9900;">お題《暖かいキミの隣で》より。雪菜と蓮汰の出会いのお話。雪菜視点でほのぼの。</span>



<div style="text-align:center" align="center">―辛い時、悲しい時……
いつも側にいてくれる―


<font color="#ffa500">私</font><font color="#ff9000">の</font><font color="#ff7b00">大</font><font color="#ff6600">好</font><font color="#ff5100">き</font><font color="#ff3c00">な</font><font color="#ff2700">場</font><font color="#FF0000">所</font></div>


初めて蓮ちゃんと出会ったのは幼稚園の時。
私はその頃は、今より引っ込み思案で大人しかった。それでか、よくからかわれたりイジメられたり。
しょっちゅう泣いていた。

そんなある日、王子様に出会った。

雨上がりの日だった。
その日、私は新しいリボンを付けていた。すると、いつものいじめっ子が、私のリボンを取り上げ、水溜まりの中に投げ入れ踏み付けた。
私はショックで、しばらく呆然としていたが、次第に涙が溢れてきた。そんな私を見て、また泣いたと大笑いして面白がるいじめっ子の言葉を引き金に、声を上げて泣いた。すると、

｢おい！何やってんだよ！｣

びくりと肩を震わせ、振り返ると、柔らかいブラウンの癖のある髪に、同色の瞳を持つ男の子がいた。
男の子は私が泣いている事に気づくと、顔を険しくした。そして、

―ボカッボコッ―

いじめっ子に飛び掛かり、ボコボコに殴った…。
私が唖然としている前で、いじめっ子たちは、さっきまでの私みたいにわんわん泣いて逃げていった。


男の子は私の所に来ると、水溜まりの中にあるリボンに気づいて拾い上げ、私に渡してくれた。
お礼を言いたかったけど、なかなか言えず、俯いていると頭に暖かい感触を感じた。撫でられていると気づくのにかなり時間がかかった。

｢またな｣

男の子はそれだけ言うと、走り去って言った。私は、撫でられた頭を触りながら、また会える事を願った。



そして、現在………

あの時の男の子……蓮ちゃんは私の側にいる。
あの頃から蓮ちゃんは、優しくて強くて暖かい。いつも私を励ましてくれて、元気をくれる。
そんな蓮ちゃんとこれからも一緒にいたい……。



<div style="text-align:center" align="center">いつまでも
<font color="#ff00c0">暖かいキミの隣で</font>
笑っていたい…………




<font color="#ffc0ff">だって私は、
暖かい蓮ちゃんの隣が
大好きなんだ。</font></div>





【お題提供】<a href="http://nanos.jp/poisonsweet/">毒菓子</a>
《暖かいキミの隣で》より

今回は雪菜と蓮汰で書いてみました。恋愛ものは苦手なんで、よく分からない文章になってしまいました；また性懲りもなく書きますので、生暖かく見守ってやってください；
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		<dc:subject>-</dc:subject>
		
		<dc:date>2015-05-31T10:02:44+09:00</dc:date>
		<dc:creator></dc:creator>
		<dc:publisher>WOX</dc:publisher>
	</item>

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