ある日の、騎士団の団長と部下のやり取り…
~虹色days~
リア『団長!!』
シェリル『ビクッ………なんだ、リアか。何?』
リア『仕事サボって何してんですか(怒)』
シェリル『……………フェアリーランドを探しに』
リア『またですか?仕事終わってから探しに行ってくださいよ!!』
シェリル『い、いいじゃないの、別に。フロラが遊ぼうって言うんだもの!』
リア『何、開き直ってんですか…。それにフロラってなんですか?即席妖精?…………シャルロッテに存在するか確かめましょうか?』
シェリル『……………ケチ……』
リア『意味分かりません』
シェリル『仕事しんどい…辛い、疲れた』
リア『……今度は愚痴ですか?まったく………ふん!』
シェリル『!!ちょ…リア!!離して!!』
リア『断ります。団長が仕事終わらせないと、俺が司令官に怒られるんですよ!』
シェリル『…………怒られてればいいのに……ボソッ』
リア『何か言いました?』
シェリル『……………………何も?』
リア『その間は何ですか…。まあいいや。とにかく帰りますよ!』
シェリル『い~や~だ~』
リア『いい歳してごねないでください。みっともないです』
シェリル『いい歳って…………まだ17なのに酷い………;;;』
リア『ほら!キリキリ歩いてくださいよ!団長、結構重いんですから!!』
シェリル『……………リア、乙女心って知ってる?』
リア『は?何か言いましたあ?』
シェリル『………リア、絶対彼女出来ないわね…ふん!ざまあ……ボソッ』
リア『………聞こえてますよ。彼女出来ないんじゃなくて、作らないだけです。団長で手一杯なのに、彼女の相手なんてしてられませんよ!!』
シェリル『……遠回しに口説かれて……』
リア『ません!』
シェリル『分かってるわよ。すぐムキになるんだから…………ガキ…ボソッ』
リア『………ボソッと言わないでくださいよ………』
シェリル『…………ふん…』
このあと、リア監視の元、シェリルは山ほどある書類の整理に追われる。
リア『団長!書類の追加入ります!』
シェリル『いらないから!!』
リア『フレフレ団長(棒読み)』
シェリル『リア…終わったらシバく!!』
END
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